英語スピーチ大会に出場してみる!

英語を勉強する理由は人それぞれです。それにより、学習方法、目標も変わってくるでしょう。最近はスカイプで英会話スクールに通える時代です。
今日は英語学習の一つの方法として「英語スピーチ大会に出場してみる」ことを提案致します。

スピーチ大会、というと尻込みする人も多いかもしれません。日本語でも無理なのにまして英語でなんか・・・と躊躇してしまうのも当然です。みんなの前で自分の考えを発表する、あとはこれが日本語か英語かの違いです。

しかしここで日本語か英語か「だけ」の違いです、とは言っていません。そうです、ただ日本語で考えた文章を英訳して発表すればいいというわけではないのです。ここにスピーチ大会に出場することでしか分からない英語の特徴が学習できます。

スピーチですから会話とは違います。会話は相手がはっきりしていますが、スピーチは会場にいるすべての人に話しかけます。朗読も不特定多数の人が相手ですが、意見を主張するのではなく、あくまで語り手としてです。

自分の意見を会場中の人に話しかける。そのために必要なのは?

一例としてジェスチャーをあげてみます。
トランプ大統領などのスピーチを見ると分かりやすいと思います。
安倍首相がスピーチをする時、あれほどジェスチャーをしてるでしょうか?
文章を変えず、トランプ大統領のようなジェスチャーを当てはめてみたら多くの日本人は違和感を覚えるでしょう。
では頑張ってジェスチャーを取り入れてみましょう
ところが、ある種のジェスチャーは欧米人にとって違和感を覚えます。
それは落語の所作のようなジェスチャーです。
落語は1人の話者が2人以上の登場人物を演じます。その時多く使われるのが首を右にやって左にやって・・・という日本人にはおなじみのジェスチャーです。
ところが欧米にそのような文化はありませんから、右を見て話す人、左を向いて話す人が別人だとは分かりません。ネイティブが多くいるスピーチ大会において、ネイティブが分からないジェスチャーをやるべきではないのです。

スピーチ大会に出場してみて初めて分かることも多いと思います。
ぜひチャレンジを!